高血圧の種類

血圧は一日中一定ではなく、変動します。一般的には朝起きた時が一番高い血圧を示します。これは、覚醒により交感神経の活動が高まるためです。ですから、高血圧の人は朝起きてすぐ激しい運動をすることは危険です。実際に、心筋梗塞が最も起こりやすい時間帯は朝の8時頃なのです。逆に夜は血圧が低くなります。
血圧は季節によっても変動します。一般的には夏は低くなり、冬に血圧が高くなります。このためあまり強くない血圧症の薬を飲んでいる人は、夏だけ飲まない人もいます。逆に一年中同じ調子で薬を飲んでいると夏に血圧が下がりすぎて、脳梗塞を引き起こす恐れもあります。ですので、定期的に受診して医師と相談することが望ましいでしょう。
また、昼間に高く、夜寝ている間は血圧が下がっているタイプの高血圧症の人に比べて、夜も血圧が下がらない高血圧症の人は、高血圧によりすでに脳、心臓、腎臓に障害が進んでいる可能性が高く、よくない兆候です。
自宅で血圧を測ってもあまり高くないのに、病院で医師や看護師に血圧を測ってもらうと高くなる人がいます。これは医師の白衣を見ると血圧が上がるという意味で、白衣性高血圧症といわれています。
白衣性高血圧症の人は意外に多く、外来で血圧を測って高血圧症と診断されている人の2割近くに達すると言われています。このような人が外来だけの血圧を目安に高血圧症の薬を処方された場合、自宅では血圧が下がりすぎることがおこります。なので、自宅の血圧測定も重要になってくるのです。

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