心臓肥大について
心臓肥大という言葉を聞いたことがありますか。その名の通り、心臓が大きくなるという病気です。もう少し詳しく説明すると、心臓に送られてくる血液の量が増加します。これにより、心臓が大きくなりやすくなってしまうという疾患です。ですから、心臓へ負担がかかり、拡張してしまいます。また、心臓が大きくなると元に戻りにくくなる点が特徴として挙げられます。 心臓肥大には2種類あります。一つ目は心筋が肥厚することから始まるものです。二つ目は心室の内腔が肥大することから起こるものがあります。また、左心室が拡大したものを左心室肥大、右心室が拡大したものを右心室肥大といいます。 左心室肥大は心臓の負担が大きくなり、その負担を心臓が耐えていくことから起こり、心室厚が大きくなっていきます。これにより、高血圧性心疾患や肥大型心筋症、弁膜症などの病気が現れます。 左心室内腔が大きくなることが原因となるものには、拡張型心筋症や心筋梗塞、弁膜症などがあります。右心室肥大のほとんどの場合は、先天性心臓病です。特に、フォロー四徴症や慢性疾患が挙げられます。 心臓肥大の症状に似ているものがあります。それがスポーツ心臓です。スポーツ心臓とは心臓が拡張することによって、一度に送り込まれる血液の量が増加し、疲労しにくくなります。これにより、心拍数も平均値より低い値になることが特徴としてみられます。 スポーツ心臓は生理的、機能的な性質のものです。しかし、身体に負担をかけ過ぎると心臓の働きが低下し、病的な心臓肥大の症状になる確率が上がります。ですから、定期健診をしっかりと受診することが必要です。